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って 何?

 

 

外務省のHPから引用すれば
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
と書かれています。
17の目標と169の具体的な課題からできていますので、それらを解りやすくまとめます。

 


SDGs1  貧困をなくそう

貧乏をなくそう
社会の不公平が原因で貧乏になっている人を減らそう!
【日本では】
子供が貧乏な国 世界第10位!先進国34か国中で悪い方から10番目で30人クラスならそのうちの4人はお金に困っています。例えば修学旅行に行けない・塾に通えない・いつもお腹が空いている・家に帰っても温かいご飯が用意されていない…皆さんはどうでしょう?貧乏は悪いことではない。恥ずかしいことでもない。社会の不公平がつくる貧乏は社会が何かしないといけない。着なくなった服を、ユニクロやGUに持っていくと、ユニクロ・GUは難民キャンプや世界の被災地に届けています。
【世界では】
世界では1年間に520万人の子どもたちが5歳未満で亡くなります。栄養不足だったり、病気になっても病院に行けなかったり等ですが、もともとの原因はお金がないからです。お金がないのは働かないからではなく、働けないからです。家が貧乏で学校に行けない子どもは大人になっても読み書きができず仕事が限られてしまいます。病気・障がい・差別のために働かせてもらえない人もいます。

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飢餓をゼロに  飢餓をゼロに

飢え死にさせない
飢えで亡くなる人をなくし、飢えに苦しむ人を少なく!
【日本では】
日本で飢え死にする人はいないと思っていませんか?日本は豊かな国だから…というのは間違えです。栄養が足りなくて亡くなった人は2020年1956人いたそうです。肉や魚のおかずは何日かに1回しか食べられなかったり、1日1食の人もいたりします。スマホがあっても食べ物がない子どもたちがいるのです。家で十分食べられない子どもたちには、学校給食はとても大切なものです。子ども食堂も利用しましょう!フードバンクでは缶や箱がへこんだりラベルが擦れたり賞味期限が短かったりして売り物にならないものを集めて必要な人に無料で配る仕組みです。食べ物を捨てるには、燃やしたり埋めたりするためにお金がかかります。燃やせば二酸化炭素も出ます。フードバンクはこれらにも役に立っています。
【世界では】
国連の人が世界では5秒に1人の子どもが飢え死にしていると言っています。農業をしていれば飢え死になんて…と思うかもしれませんが、そのまま食べられない作物を育てる農業(綿花やカカオ)もあります。自分で畑を持っている農家でも雨が降らずに枯れたり、異常気象で被害にあったりするのです。

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SDGs3  すべての人に健康と福祉を

病気をなおす
エイズ・結核・マラリアをなくし、病気をみてもらえる仕組みをつくる
【日本では】
日本の子どもが死ぬ原因の第1位は自殺です。理由は人それぞれですが心が健康でなかったということです。心も身体と同じように病気なるのです。誰かに話を聞いてもらいましょう。本気で話を聞いてもらえる人が見つかるまで探してみてください。
【世界では】
世界では5歳になる前に栄養が足りなかったり、病院でみてもらえなかったりして亡くなってしまう子どもが2019年だと520万人もいました。日常栄養が足りていないので、病気と戦う体力もないし、汚い水を飲んで下痢によって亡くなる子どももいます。病気になったら病院に行ける・薬を買える・予防注射を受けられるということが大事です。
エイズ・結核・マラリアで亡くなる人は1年間で250万人もいます。戦争もなくさないといけないですね。

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SDGs4  質の高い教育をみんなに

世界中の子どもを学校に
誰もが皆、公平に良い教育を受けられるようにする
【日本では】
小中学校は義務教育です。これは親が子どもを学校に通わせなければいけない意味の義務で、子どもが必ず学校に行かなければいけないわけではありません。行けない理由があるなら行かなくても構わない。家で勉強しても構わないのです。日本では今、不登校の子どもが年々増えています。原因は不安だったり親が外国人で日本語が話せなかったりネグレクト等で入学させてもらえずにいます。こういう問題も何とかしなくてはいけないと思います。
【世界では】
世界では読み書き計算のできない子どもが大勢います。大人でもできない人がいるのです。新型コロナウイルスで世界中の学校が休校になって勉強の遅れも問題です。世界の子ども達が働かずにすみ、学校に通うのが当たり前になったら、大勢が貧乏や食べ物不足から抜け出せ、就ける仕事が増えます。たくさん勉強して努力すれば医者や先生、他の給料の高い仕事にも就けます。そしてその子ども達が親になったらまた学校に通わせることになるのです。

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SDGs5  ジェンダー平等を実現しよう

男女平等を!全ての女性・女の子に対するあらゆる差別をなくそう
差別・暴力・不公平・無理強いをなくし、男女同じように働き、同じように給料をもらう
【日本では】
日本は女性に対して世界で一番不平等な国です。先進国ではビリなのです!中でも仕事という分野では会社で社長や役員になっている割合がフランスでは10人に4人が女性なのに対し、日本は100人に4人ほどしかいません。日本では気が付かないうちに差別していることがあります。それは家の仕事。りゅりや洗濯、掃除は誰がやっていますか?お父さんよりお母さん、男の子より女の子が多くやってませんか?それが当たり前だと思っていることこそ差別です。
【世界では】
結婚の名のもとに売られている女の子がいたりします。結婚相手を自由に選べない女性もたくさんいます。そして10人のうち3人は18歳になる前に結婚させられています。結婚という名のお金で売られているようなもので幸せとは程遠い暮らしをさせられています。


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SDGs6  安全な水とトイレを世界中に

水とトイレを当たり前にする!
皆が安全な水を飲める、清潔なトイレを使えるように!
【日本では】
世界には水に困っている国がありますが、日本の食べ物問題が外国の水問題を引き起こしているかもしれません。それはバーチャルウォーターと言われる見えない水のことです。日本は食べ物の輸入が多いのですが、例えば牛肉だと、牛を育てるのに牛が飲む水、餌の植物を育てるのに必要な水などこれらをバーチャルウォーターというのですがこれが日本で使う水の量とほぼ同じ量なのです。
もう1つ、日本は森林が多いので水に恵まれています。しかし森林が減ってきたり地球温暖化や異常気象で変化しているもの事実です。
【世界では】
1日に何時間もかけて水汲みに行く子どもがいます。水汲みがなければ学校に行けたりもします。きれいな水が使えれば病気が減ります。アフガニスタンで日本の中村哲氏は100キロに及ぶ水路を造りました。井戸もたくさん掘りました。

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SDGs7  エネルギーをみんなにそしてクリーンに

地球に優しい電気を!
火力発電や原子力発電ではない地球に優しい電気を
【日本では】
電気をつくる方法にはいくつかありますが、日本ではその殆どが二酸化炭素を出す火力発電です。二酸化炭素を出さない自然エネルギーによる発電(水が流れる力では車を回して電気をつくり水力発電、風で羽を回す風力発電、太陽の光の太陽光発電)を増やさなければいけません。
【世界では】
電気を使えていない人もいて、そのほとんどはアフリカ大陸の中部、南部の人々です。アフリカの都会では発展が進んでいますが、遠く離れた村ではまだまだ整備されていません。

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SDGs8  働きがいも経済成長も

仕事!
暮らしていけるのに十分な、生き生きと働ける世の中に
【日本では】
給料の話をすると、同じ仕事をして働いてもアルバイト・パートだと同じ金額の給料がもらえていません。同じ社員だとしても男女で差がある場合が多いです。今、日本でも働き方改革が進めらています。社会を変えようとしているのです。
【世界では】
学校に行かせてもらえず働かされる子どもも大勢います。子どもを安く働かせて労働賃金を低く抑え、それによって日本で買える物が安いのかもしれません。安くて喜んでいる私たちですが、その陰で誰かが安い労働賃金なのかもしれないのです。

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SDGs9  産業と技術革新の基盤をつくろう

新しい産業のアイデアを考え育てよう!
30年後、私たちは私たちの子どもたちのためにどんな社会を目指しますか?
【日本では】
全ての人が安く公平に!を重視して経済と福祉がよりよくなるために地域や国を超えたインフラも含めて、質が高く信頼でき持続可能な災害にも強いインフラ(ダム・道路・学校・病院など暮らしに必要な施設)をつくる。
【世界では】
日本もアフリカの国々や後発開発途上国、内陸の開発途上国、開発途上の小さな島国に対し、資金・テクノロジー・技術面支援を強化しています。

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SDGs10  人や国の不平等をなくそう

世界中の色々な不平等をなくそう
性別だったり貧富だったり人種、民族、宗教などによる差別。国と国との間の不公平をなくす
【日本では】
日本には差別をなくすための法律がいくつかあります。それはそれだけ差別があるという事の現われです。法律で差別だと示さないと差別だとわからない人がいるという事です。(男女雇用機会均等法・男女共同参画社会基本法・DV防止法・障がい者差別解消法・ヘイトスピーチ解消法・部落差別解消推進法・アイヌ施策推進法)
【世界では】
お金持ちの国と貧しい国を比べましょう。その国の人たちが使ったお金を全部足すとその国にお金がいくらあるのかがわかります。1位はアメリカ、2位は中国、3位は日本。アフリカの貧しい国45か国を全部足しても日本の3分の1にしかならないのです国と国との平等も大きいです。

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SDGs11  住み続けられるまちづくりを

安全で災害にも強いまちづくりを
世界中のすべての人に安全でに住み続けられる家を。
【日本では】
日本は自然災害が多い国です。地震がきただけでは亡くなる人は殆どいません。地震による建物崩壊や火事、津波などをくい止めることができれば被害にあう人を減らせます。全ての人が避難できる準備をしておくことが大事です。
【世界では】
世界では10億人もの人が粗末な家に住み貧乏な暮らしをしているといわれています。空いている土地に断りもなく自分たちで小屋を建て、持ち主の分からないアパートなどに勝手に住んでいたりもします。

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SDGs12  つくる責任つかう責任

ごみを減らそう
限りがある地球の資源を大切に
【日本では】
食べられるのに捨てられている食べ物がたくさんあります。賞味期限が近づいた食品は売れないので捨てられていたり、農家でつくられた野菜も形が悪いと売れないからと捨てられたり、食べ残された料理もごみとして捨てられます。ごみを減らす3R(リユース・リデュース・リサイクル)というもったいない精神を!
【世界では】
貧しい国の事情を考えながら開発に与える悪影響をできるかぎり小さくするように努力する。その際、石炭や石油など化石燃料の無駄遣いを促すような、環境に悪い可能性がある補助金を廃止したり制度を改正したりして化石燃料が適正に売買されるようにする。

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SDGs13  気候変動に具体的な対策を

気候変動から地球を守るために、今すぐ行動を起こそう
気候変動が起きるスピードをゆるめたり、気候変動の影響に備えたり、影響を減らしたり、早くから警戒するための、教育や啓発をより良いものにし、人や組織の能力を高める
【日本では】
過去30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、1910年からの30年間の平均の約2.6倍に。パリ協定で、地球の気温上昇を摂氏 2 度未満に抑えるよう努めることで合意しています。
【世界では】
気候変動のスピードをゆるめるための行動をとれるように、UNFCCCで年間1,000億ドルを集めて使えるようにする。

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SDGs14  海の豊かさを守ろう

海や海の資源を守って
海のあらゆる種類の汚染を防止していく。生態系に悪影響が出ないようにする。
【日本では】
漁獲量を効果的に制限し科学的に管理している。各海岸で清掃。国連海洋法条約を実施して、海と海洋資源の保護、持続可能な利用を強化。
【世界では】
発展途上国が海洋資源を利用する漁業や養殖、観光を続けられるようにしてより多くの利益を得られるようにする。ユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを考えに入れながら科学的知識を増やして研究能力を向上させたり海洋技術が開発途上国使えるようにする。

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SDGs15  陸の豊かさも守ろう

砂漠化を防ぐ
陸の豊かさを守って、砂漠化を防ぎ、多様な生物が生きられるように大切に
【日本では】
絶滅危惧種を保護し対策をとったり、保護すべき動植物の密猟や違法な取引をなくすため対策をとる等。
【世界では】
開発途上国が持続可能な森林管理をしたいと思えるようにあらゆる方法でお金を集めて森林保護や再植林などを進める。

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SDGs16  平和と公正をすべての人に

法や制度で守られる社会を
平和で誰もが受け入れられ、皆が裁判所などの四方を利用できるようにする
【日本では】
子どもに対する虐待、育児放棄などあらゆる形の暴力をなくしていく。あらゆる形の汚職や不正なお金や賄賂、組織犯罪をなくす。
【世界では】
特に発展途上国において暴力を防ぎ、テロや犯罪をなくすために国際的に協力しながら各国でこの問題に取り組み期間の力を強化していく。

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SDGs17  パートナーシップで目標を達成しよう

世界の全ての人が協力し目標達成しよう
各国が政策の足並みを揃えたり一貫した政策をとって、世界経済が安定させSDGsの達成を!
【日本では】
国民総所得に占める政府開発援助を含む譲許的公的資金による援助の割合を上げている。
【世界では】
開発途上国からの輸出を大きく増やしている。2030年までに持続可能な開発がどれだけ進んだかを測るための国内総生産以外の測り方を開発している。

 

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